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06 保護者

今 いずみさん

Izumi Kon

オリブ工房 保護者様

今 いずみさん

「小学校から、子供の可能性をひらいてくれた聖坂。」

私の子供は38歳。小学校から聖坂にお世話になり、中高・専攻科を経て、今、第3オリーブの家で生活し、オリブ工房に通っています。それだけに聖坂への感謝の思いは深いですね。聖坂の先生方が子供たち一人一人を大切にして、一人一人を見守り育ててくれたこと。私の子供に対しても「あきらめることはない」と、可能性をひらいてくださったこと。その中で先生方の深い思いをひしひしと感じてきました。
私の子供は、聖坂での生活を通して、とにかく人が好きになりました。自分から全然知らない人に声をかけることができるようになったのですから。楽しい行事もたくさんあり、子供は、自分も仲間なんだという意識を持つことができ、楽しい学校生活を過ごせたと思います。

今 いずみさん1

「私と子供にとって聖坂での思い出すべてが今も宝物。」

私の子供は指に力がなく、基本的に洋服を着たり、靴を履いたりできません。それが、聖坂擁護学校時代のある日、自分でズボンを履いてみようとしたことがありました。でも、また、履くことができなくなったりするのですが。何よりもやる気になったことがうれしかったですね。また、人に何かをしてもらいたいとき、それを要求できるようになったのもうれしかったです。こんなこともありました。言葉がで始めたとき、しりとりを教えたらハマって、見ず知らずの人ともしりとりでコミュニケーションをとるようになって……。それがきっかけで周りの人たちと話ができるようになったことも感動しました。
振り返れば、聖坂の学校生活の中で、先生や友達と触れ合うことで学びや刺激を受けて、成長させていただいたのだなと思います。子供は今も聖坂の先生や友達が大好きで、一人一人の名前を覚えています。学校時代のビデオやアルバムは子供の宝物です。

今 いずみさん2今 いずみさん2

「これから年を重ねていっても楽しく生活できるよう支援してほしい。」

オリブ工房に通い始めて早18年目。本当にあっという間でした。自分のことを大人だと思っているかな。でも、自分なりの生活を楽しんでいることが伝わってきます。オリブ工房では毎年4月にクラス替えがあるのですが、いつも、「今年は誰が来るのかな」「自分のことを待っていてくれるかな」と楽しそうな顔をします。
オリブ工房には学校時代の仲間もいて、また、支援員の方々も一生懸命やってくださる方ばかりで、親として安心です。これから子供が年を重ねていっても、楽しく生活できるよう支援していただけたらと願っています。

Q&A
  • 聖坂の好きなところは?

    明るいです。クラスの壁を超えて、先生方皆さんが声をかけてくれます。子供って、ちょっとした声かけでもうれしいものなんですよね。

  • あなたにとって聖坂とは?

    子供を安心して預けられる場所。また、卒業後も先生や保護者同士の絆があるのも心強いです。保護者同士、境遇が似ていて、子供のことをわかってくれるから、相談もしやすいです。

  • 未来のスタッフに向けた
    メッセージ

    この仕事はすぐに結果が出るわけではないので大変だと思います。でも、聖坂のスタッフの皆さんは明るく支援してくださいます。これからもその伝統が続いてほしいなと思います。