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03 支援員

永久 聡一郎

Soichiro Eikyu (2012年入社)

勤続年数:10年目

所属施設:シーダ日野学園

永久 聡一郎

「前職とは違う、温かい雰囲気に魅力を感じて。」

大学卒業後、地元の金融機関に就職、その後、横浜で営業の仕事に携わっていましたが、どちらも数字や成果を求められ、緊張感を強いられる世界が自分には合わず退職しました。そこで、まったく違う仕事をしようと考えたとき、介護の仕事だったら、前職とは違い、温かみのある環境の中、人と人のつながりが感じられる仕事ができるのではないかと思ったのです。シーダ日野学園に入社を決めたのは、見学した際、その温かい雰囲気がとても気に入ったから。利用者の皆さんが私に気軽に挨拶してくれて、また、対応してくれた課長も迎え入れてくれる感じがあって、こういう職場なら、数字に追いかけられることなく、人間らしく生きられるかなと思いました。

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「利用者の方々を一番身近にいて守っていく大きな責任。」

仕事内容は、利用者の方々の食事介助、入浴介助、軽作業をするための環境づくりなど、生活全般のケアです。6人の職員でシフトを組み、利用者の方々の24時間・365日を一番身近にいて守っていくのが私たちの仕事。利用者様一人一人の血圧、体温を始めとする健康状態、また、普段と違うところはないか……、例えば、ある利用者様の発作が起こりそうな感じがするなどということは私たちしかわかりません。病院で医師が利用者様の病状を判断するための情報も、私たちが伝える情報しかありません。そこに大きな責任を感じます。
一方、やりがいもたくさんあります。普段、笑わない利用者の方が笑ってくれたり、一緒にご飯を食べたり、遊んで喜んでいる姿を見るだけでもうれしいものなのです。また、言葉があまり出なくて、何が楽しいのか、わかりにくい利用者の方が、その人なりに楽しんでいることがわかったりした時も、その方にすごく近づけた感じがしてうれしいですね。例えば、ある利用者様のお母様から、「カルタが好き」と聞いて、一緒にカルタをやると、その利用者様はカルタで自分の名前を並べ始めたんです。正直、それまではその方がどれくらい周りのことを認知しているかわからなかったのでとても感激しました。わかってあげられないことも多いのですが、それでもよく見続けていることが大切なのですね。自分たちでその方のことを決めつけてしまうと、その瞬間からわからなくなると肝に銘じています。

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「利用者の方々がより生活しやすい環境をつくっていきたい。」

現場の仕事とは別に、地域のいろんな障がい者の方、保護者の方にお会いし、受け入れ相談を行うこともあるのですが、困っている方こそ、福祉サービスを利用することを遠慮しているのが気になっています。保護者の方が、福祉サービスの窓口の方と相性が悪くて、傷ついていたりすることも多いんですよね。そういう方々に当施設に来てもらって、福祉サービスにつながってくれることは、私の大きなやりがいです。これから社会福祉士などの資格を取得し、もっと介護について学び、地域の利用者の方々がより生活しやすい環境づくりに貢献できればと思っています。

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Q&A
  • シーダ日野学園の好きなところ、自慢できることは?

    愛らしい利用者様の笑顔! また、周囲に公園があるなど散歩コースも充実し、のどかな環境で、利用者様も職員も過ごしやすいのが自慢です。

  • 働く上でのポリシー、
    気をつけていることは?

    ミスをしないこと。利用者様が服用する薬一つ間違えても重大事故につながりかねませんし、体の支え方一つ間違えても怪我につながります。

  • 未来のスタッフに向けた
    メッセージ

    大変なこともありますが、それ以上にやりがいが感じられる仕事です。迷っている人もいると思いますが、臆せずに飛び込んできてほしい。そこには新しい世界が待っています。